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​〜首-肩(頭痛)の症例報告〜

ここは当院に来られたクライアント様の症例をご報告させて頂きます。

皆様の来院のきっかけになればと思います。

またそのご本人が見られた時に、こんな事をされてたんだと理解が深まっていただければ幸いです。

*首肩の問題は多岐に渡ります。ただマッサージをして筋肉を緩めれば良いという問題ではありません。

​<こんな原因が考えられます>

・筋骨格系の問題

ご自分の普段の姿勢がどうなのか? 以前やった怪我や痛みをちゃんと機能回復出来ていない。などを改善し、簡単な運動習慣をつけると良くなります!

・ストレスの問

日常生活がストレスフルな方は、神経が興奮状態になりそれが首肩の筋肉に反映されます。この場合マッサージをしても弛まないのです!→脳のリセットをしましょう!

・内臓の問題

普段から糖質過多、消化しにくい油の摂取、アルコール過多、偏食、急な体重増加などある方は内臓に負担がかかり「内臓下垂」を起こします。それが肩の筋肉に反映します→内臓ニュピレーションを!

・代謝の問題

意外に多いこの問題!! 水分代謝(脱水)や機能性低血糖症、貧血、添加物の摂り過ぎなどが慢性的な首肩の不調を招きます。女性に多い。まさに現代病!どこへ行っても良くならないという方が多数。

・眼・顎関節の問題

眼と顎と首肩の筋肉は非常に精密に連絡をして共同作業しています。目を酷使し過ぎたり、視機能がちてきたり、顎関節症、片噛み癖のある方は首肩に多大な影響が出ます→ビジョントレーニングを!

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​↑途中までは目が寄りますが、、、
↓近づけると片側が離れて行きます。
皆さん出来ますか?
自分では分かりませんから、近くの人に見て貰ってくださいね。
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​・眼と首の筋肉は非常に密接に連絡を取り合って共同作業しています。
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01

​右の首〜肩の痛みと割れるような頭痛
ビジョントレーニングによる視覚介入が功を奏した症例)

小学6年生 男の子

以前から肩の痛み、首の痛みがあったが、2〜3日前から右肩や激しい頭痛が出てきた。

歩行:かなり右に傾いて歩いている。

右肩〜首の筋緊張もかなり高い。普段の生活習慣で栄養面はお母さんがかなり気を遣っていらっしゃるので問題ない。
顎関節、内臓、三半規管の問題は検査上無さそう。

問診を深めると
1日にゲーム、YouTubeを3〜4時間見る!
そして効き目は「右眼」
寄り眼の検査をすると、、、途中から左眼が離れていきます!  →これは両眼視が出来ていないサイン!


皆さんも出来ますか?? 
ご自分の顔の前に指を置いて眉間に向かって近づけていった時に、かなり近い距離まで眼が寄せれないと、片目で見ている
『片眼視』と言う状態になり、両眼視できていません。

 そうすると、首が捻れたり、重心がそちらの側に傾いていきます。そうすると肩の不調、頭痛、腕の痺れ、五十肩、腰痛、膝痛など色々な不調の原因になります。


今非常に増えているのです!!こう言う方が!

スマホ、パソコンの普及により、近距離で長時間デジタルデバイスを見る時間が急増し、『片眼視』が増えています。

両目で近距離を見続けるのは、『眼の調節力』を非常に使うので両眼で見続けるのが辛くなるため、利き目側で見る傾向になります。

彼の場合は、体全体の神経系の調整後、ビジョントレーニングをして、自宅でもやってもらいます。

痛みは一回でほぼ無くなりましたが、『視覚依存』になると体の感覚が悪くなるため、体性感覚・前庭感覚のトレーニングとビジョントレーニングもしながら、両眼視がしっかり出来て、体性感覚も上がり、6回ほどで良くなりました。
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02

​首〜右肩が痛い
(ハーモニーメッソドが有効だった症例)

​ 20代 男性

・以前から首〜肩が痛く、1週間前から症状がひどくなってきた。

普段は作業仕事(重いものを持つ)が多い。

ラグビーを今でも続けているが、学生時代に肩の酷い打撲や、尾骨の打撲、タックルに行った時に相手の肩が自分の首の付け根にあたり、右手全部が瞬間的に痺れたたことあり。

姿勢はかなり首が右に傾いています。

2回程施術しましたがまだ痛みが取れないとのこと。

よ〜く触診すると、
僧帽筋の上部繊維(首の付け根の筋肉)が切れていました。これを繋いでいく「マッスルハーモニー」を施術していきます。切れた筋肉の断片を近づけて反応を促していくと、段々筋肉が安定し繋がって緊張が取れていきます。

更に
首の関節がハイパーモビリティ状態(グラグラ)だったので、そこは「ジョイントハーモニー」で安定させていきます。

これでかなり痛みが取れました。

彼の場合は神経症状も出ていたのと、現役でラグビーもしているので、経過観察が必要です。

交通事故の鞭打ち、高所からの転倒など
体が衝撃を受けた時は関節が緩くなります。その後で徐々に緩んだ関節を補うために筋肉が緊張してきます。

つまり、その状態で筋肉だけ緩めてもまたすぐ硬くなりますし、緩め過ぎるとバランス取れなくなり具合が悪くなる方もいらっしゃいます。筋肉を緩める時は少し慎重に触診する必要があります。

外傷後の痛みが取れないケースでは、
慢性の筋断裂、関節のハイパーモビリティが考えられます。
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03

​後頭部の痛みと、肩全体の痛み
(デスクワーカーに必要なスタンダードな施術)

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​30代 男性 金融機関勤務

毎日パソコンと8時間向き合う仕事をしている、なかなかハードなデスクワーカーさんです。

以前より肩全体の痛みはあったが、土曜日の夜より頭が割れるような頭痛を感じて、次の日急患で病院で診てもらい MRIも撮ったが頭部に異常なし。

痛み止めの薬も貰ったが、飲んでもあまり効果が無く激痛は引いたものの、かなりの頭痛を抱えたまま当院へいらっしゃいました。

頚部〜肩にかけてかなりの緊張。特に右後頭下筋群の緊張が強いです。そして何より
「息が吸えていない!」

脊柱、肋骨、腹筋群、骨盤底筋群が固まってほとんど動いていない状態です。長時間座位の状態になるデスクワーカーの方々はこうなっている方が多いです。

今回は痛みがかなり酷いので、痛みを感じている脳が過剰に興奮している可能性があります。なので、
①先ず
BASE脳のリセットをして、興奮を鎮めます。

その後で
左右脳のバランスを取ることで全身の筋緊張を整えていきます。

そして、
固まった体幹の筋群を
オステオパシーで正常化していきます。

その後、
​④片眼視になっている視機能
ビジョントレーニングで正常化すると、頭頸部の筋が緩んでいきます。

ここまでやるとかなりスッキリと痛みが取れて、次回見えた時には
「ほとんど痛み無くなりました!」と言ってもらえました。

基本的なデスクワーカーさんの施術はこんな感じになります。


 
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04

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この低血糖の時に、交感神経が亢進し、アドレナリン系のホルモンが過剰に分泌されてしまう。
つまり機能性低血糖症になると、自律神経失調症も併発する事になり、筋肉の過緊張が起こる。

​首肩の慢性的な痛みと全身のだるさが続く→現代女性に非常に多い症状!
困ったスウィーツブームと間違ったダイエット​、
 分子栄養学が決めてになります!)

22歳 女性

5、6年前から首肩の痛みがある。腰の痛みもある。

色んな病院や治療院へ行ったが良くならない、、と言うことで当院へ来院。

かなり反り腰になっていますが、
反り腰はある意味交感神経の過緊張のサインでもあります。

色々問診しましたが、引っかかったのが
「甘い物の摂り過ぎ」「食間が長い」

これだけで肩の痛みが出るの?とお思いでしょうが、
実は結構多いのです。特に女性!

①あまり砂糖や人工甘味料(ブドウ糖果糖液糖など)が入った物を取っていると、摂取後すぐに血糖値が急上昇します。これを血糖値スパイクと言いますが、その後で直ぐに低血糖になる乱高下を起こします。

②そして彼女の場合は、ダイエットのため朝食を抜いていました。
夕食が19:00。朝食を抜くと昼の昼食まで17時間空いてしまいます。食後の血液中の糖分は5gしか存在できず、2時間でグリコーゲンは尽きてしまいます。
そこからは肝臓に蓄えたブドウ糖や、筋肉から糖質を作り出したりするのですが、17時間も持ちません😢
​何も食べないダイエットは危険な状態になります。


この低血糖状態って実は体としてはエネルギー不足で非常に危険な状態。でも人間は普段と同じように仕事をしようとします。

なので
交感神経と興奮系のホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリンなど)を亢進させてこの状態を乗り切ろうとします。つまり自分の体の中でドーピングしている事になります。

こう言う状態が続くと、体は緊張状態が続き疲弊してきます→『副腎疲労』と言う状態→常に疲れが取れない。

​つまり、強ストレス下で生活しているようなもので、全身の筋肉も緊張しますし、自律神経系、ホルモン系も常に過緊張と言う状態になってしまいます→生理痛や不妊症にも繋がります。

それは肩も腰も痛くなりますよね。

この場合は
分子栄養学的な食生活の見直しと、サプリメントの補充、食べるべき物の選択、食べるタイミング、などを変えてもらうと劇的に筋肉が緩み不調が全て消えました。

長年の首肩の痛みを抱えている方は是非一度見せてください!
 

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​若いけど、首肩の長引く不調と体のだるさ
(脱水の原因は、、、面倒くさい?!

17歳  女性

3年前から首肩の痛みが酷い。体全体に疲労感あり。

呼吸も異常に浅く、炭酸飲料をよく飲んでいるようです。

2回ほど治療しましたが、少し良くなったがイマイチな様子。

​もう一度問診をし直します。

毎日どんな物を飲むのか問診すると
「あまり飲まない。」とのこと。🤔🤔

「朝起きて水飲むでしょう?」→「いいえ。」
「朝食の時は?」→「いいえ。」
「午前中は?」→「全然飲まないです。」
そう!部活の時以外は彼女は水分を摂っていませんでした!


これは完全な脱水症になります。

水というのは科学的には非常に珍しい媒体で、これだけ色々な物質が溶ける媒体は無いそうです。つまり
栄養素や酵素が代謝するための化学変化の場を提供しているのがなのです。

なので水分不足になると色々な代謝を進めることができなくなり、細胞単位で上手く働けなくなってしまうのです。

実は今までも脱水症で倒れたことがあったようです。

自律神経の不調で汗が出過ぎてしまう事があり、それを懸念したようです。

彼女の場合はよく話を理解してくれて、
次の日からしっかり水分を摂ってくれたお陰で筋肉はどんどん緩み、元々あった感覚過敏も治まってきました。

人は1日に2,5リットルの水分を必要とします。
1,3リットルは食物から取れますが(普通の食事をしていれば)、1,2リットルは飲み物から取らなければなりません。
この時、コーヒーやアルコールかえって脱水になりますのでカウントしないように。


なるべく水を飲まれることをお勧めいたします。

最近は水分を摂ることや、食事を摂ることが「面倒くさい」と言って食べない若者や、高齢者の方が非常に多いです!

この場合、かなりキツイ症状が出ますので、しっかり水分、栄養素を取りましょう。
 
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