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〜五十肩の症例報告〜
ここは当院に来られたクライアント様の症例をご報告させて頂きます。
皆様の来院のきっかけになればと思います。またそのご本人が見られた時に、こんな事をされてたんだと理解が深まっていただければ幸いです。
五十肩は時間がかかると良く言われますよね?何故時間がかかるのか?
・当院での見解は、長期における肩周囲の神経と血管の疎通状態が、何らかの圧迫により悪くなるため『酸素、栄養、神経』の適度な刺激が保てなくなり、水々しい筋肉・関節が干物のような状態になるためと考えております。
・具体的には背骨、肋骨が歪んで左右の肩甲骨のポジションが悪くなると起こってきます。いわゆる「胸郭出口症候群」がかなり深く関係してきます。これが起こる原因は?
<こんなことが考えられます>
・筋骨格系の問題
仕事で偏った方向への作業。普段の座り姿勢。横向きで腕枕をする癖がある。など
・ストレス・脳のアンバランスの問題
ストレスは全体の機能を低下させ、特に右脳低下になり易いと言われています。大脳が低下するとそれと同側の半身の交感神経が亢進し、血流が悪くなります。
・内臓の問題
特にこれは多く肝臓(脂肪肝、アルコール性)、腸が原因になる事が多いです。肝臓は右季肋部にあり、実質臓器でアルコール飲み過ぎや、食べ過ぎなどにより機能が落ちると下方に下がってきて右肩に痛みを出す事が多いです。
01
右肩に痛みで夜寝られない(もう3回目です、、😭)
(内臓マニュピレーションが有効だった症例)
50代 女性
半年前から右肩が痛く、夜も眠れない、、
痛すぎて右腕をもぎ取りたいくらい。
昼間はそこまでないが、肩が90°以上上がらない。
実はこれで3回目!数年前も左右の五十肩をやって2年ほどかかった→こういう場合、原因がちゃんと探せていない場合が殆どです。
これほどの痛みの時は、それなりの体を悪くする習慣をやってしまっています。
色々問診していくと、やはり内臓でした!
今回は特に肝臓!
お酒の飲み過ぎ! ワインを毎日1本空ける!😅
肝臓が悪いということは腸もあまり良くないことが推測できます。何故なら腸で吸収した栄養を肝臓で蓄えるという流れになりますから、アルコールの飲み過ぎも腸内環境を悪くして、未消化の物もどんどん肝臓へ送ってしまうという流れになってしまいます。
この方の場合、痛みが強いので脳のリセットをした後で、内臓マニュピレーションをしていきます。
肝臓は右の季肋部にありますが、ガチガチになっています。
胃→胆管→十二指腸→腸間膜→肝臓→腎臓と内臓の腹膜や筋膜、位置異常を治していきます。
そして肩周りの関節、筋肉の調整をすると
「凄い楽になりました!」と言ってもらえました。
が、、、
五十肩の問題はここからなんです!
要するにお酒をやめられるかどうか!?
やめなくてもかなり減らしたり、休肝日を取れるかにかかってきます。
この方の場合数回来院して頂きましたが、内臓の施術をすると実は凄いお酒が気持ちよく飲めてしまうのです>_<
(肝臓の流れが良くなるので。)
そしてまたワイン1本を開けてしまう生活、、
息子さんが上京したのを機に寂しくて飲むようになったようです。
こういうパターンの場合、依存症との戦いになりますので、何とか患者様側に頑張って頂く必要があります。
スパっとやめられる人は、凄いスピードで良くなります。
ただ、殆どの方はいきなり全部やめるのは無理なので、折り合いを見ながら、少しずつ減らしていきましょう!!
02
背骨や肋骨が曲がる事により、左右の肩甲骨の位置異常が起こります。
これにより肩周囲の筋群の過緊張が発生します。
左肩が上がらない。夜間に痛んで眠れない。
(毎日の仕事の動作性による運動学習による痛み)
50代 男性
3ヶ月前より左肩が痛くて夜も眠れない、肩関節挙上90°。
仕事は技術職で手先の細かい作業をする。
仕事が忙しく、
睡眠は1日3〜4時間→明らかな睡眠不足です!
→脳睡眠不足は脳機能が劇的に下がり、それにより全身の筋緊張、血流低下が起こってきます。
その上で左手は支え続ける側、右手は細かい巧緻運動をするので右側優位で使っていらっしゃいました。
右眼が優位眼だったので、右眼の真下に作業物を追いて長時間集中して作業をしているのです。
細かい作業をする方は利き目側だけで見てしまう「単眼視」になりやすいですね。
こういう毎日のお仕事の作業による姿勢で、体が側湾症の様に曲がってしまうと、肩甲骨の位置がズレることにより、その周囲の筋群は過緊張してきます。
この場合は、睡眠不足が根底にありますので、脳のリセットをBASEにて行います。
そして、左右の体のバランスを取るために、機能神経学により左右脳バランスから全身の偏った神経系を調整していきます。
そして、骨格、筋膜の調整をオステオパシーにてやっていきます。
最後に、毎日かなり使っている部位と、全然動かしていない部位を見分けて運動療法をしていきます。
これでかなり体が正常化し、痛みが無くなりました。
皆さんも睡眠不足は気をつけてください!
6〜7時間は最低寝ましょう!
そして痛みが出てから長い時間置くと症状も酷くなり、治る日数、かかる費用もかなりかかる事になりますので、とても効率的では無いです!
1週間以上痛みが続いたら、ご自分では解除出来ないと考えておいてもらった方が良いと思います。
何万人の患者様を見てきましたが、人間には全ての不調を自己調整する機能は備わっておりません。
なるべく早く当院へ来院される事をお勧めいたします。
03
右肩上がらない。ストレスも一杯です😢
(ストレスにより色々な所に波及してました😅)
50代 女性 デスクワーカー
3ヶ月前から右肩が上がらなくなった。
夜間痛は大夫マシになったが、動かなくなってきた。
五十肩は「炎症期」(3ヶ月ほど)を超えると「拘縮期」に入り、どんどん肩周りが固まってきます。
とても厄介なので気をつけましょう。
肩90°くらいしか上がりませ〜ん。
軽く全身の触診をするととても緊張してらっしゃいます。
頭ガチガチ😱
色々問診を進めると、職場でのストレスが多いとのこと。
人間関係。
ストレスは最低限あった方が人間の活動には良いとされていますが、過剰は厳禁です!
まさに万病の元!!
色々なストレスにより「行動抑制系」の発動→脳幹により神経系に制限がかかります左大腰筋に力が入らない、、、→BASEでリセット。
右脳はネガティブ脳とも言われ、ストレスが多いと右脳低下の状態の方が多いように感じております→左右脳のバランスをとる。
この方、かなり右へ傾いた状態になっておりました。
この原因は上記の2つ以外に右顎関節での噛み締め、パソコンを長時間やるため、利き眼👁️である右眼による単眼視が起きていました。
この辺を頭蓋療法、顎関節調整、ビジョントレーニングによりリセットしていきます。
もちろん、骨格系の調整も致します。
内臓の問題も少しありましたが、これらを毎回しっかりクリアにしていきます。
五十肩の拘縮期の方はやはり少々時間がかかります。
2ヶ月半ほどかかりましたが、殆ど問題なくなりました。
ストレスは万病の元ですが、全く無くなるのは難しいですよね。
ご自分の視点や考え方が変わるとめちゃくちゃ良くなります。
人を変えようとするより、自分が変わった方が早いですね☺️
尚、五十肩をそのままにして1〜2年かかって良くなったという方がいらっしゃいますが、ほぼ良くなってません😭
160°くらいまでは上がるのですが、肩は周辺は固まったままになっております。
その後、他の部位に痛みが出た時に、その肩が影響していることは多いので、またそこから治し出さなければなりません。
どうか身体の借金をそのままにして、横流ししないようにちゃんと解消しておきましょう!
これが健康の秘訣!!
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