70代男性 左下肢外側の痛みと痺れ
3ヶ月前から左臀部に痛みが出始め、左下肢外側に段々広がって来た。
病院受診して脊柱管狭窄症の診断を受け、投薬、湿布薬を張っていたが症状は変わらない。
この方過去に空手歴40年以上、トライアスロンも50代から数年チャレンジする中々のスポーツマンです。
ただ現在はふらつきも有り、両足もよくつる、つまづきやすいと言った症状が有ります。
この方も200m程歩くと痺れて来て、座ると楽になる間欠性破行の症状は有りません。
腰部からの神経性の検査にはほぼ反応しない。
下腿の知覚は低下していました。
ただ腰部の捻れが顕著に有ります。
ので先ずは指先から下腿部までの関節、筋肉、筋膜、感覚を正常にする事から始める。
かなりハードにスポーツやられて来たし、特に打撃系の競技をされて来た方はダメージが酷いですね。
3回ほど施術すると大夫楽だがまだ痺れるとの事。
通常下肢の状態良くすると腰部も良くなるのですが…
「第4腰椎の酷い捻れが変わらんなぁ〜」と思い上位をチェックしなおします。
前庭覚の反応が出るので、マスクを外して顎の動きを見るとかなりクリック音がする。
口を開けて中を見させて貰うと、口内環境が少々悪かったです。両方の奥歯がなく噛み合わせのズレが大きい!噛み締めて貰うと左の歯が噛み合わない!
頸部の捩れもあります。
そこで左顎に舌圧子を噛んで貰うと頸部が真っ直ぐになり、筋肉が緩んできます。
顎の調整、頭蓋骨の調整、左で噛むエクササイズ、などをすると第4腰椎の捻れがかなりマシになって来ました。
現在まだ通院中ですが、かなり左下肢の症状は取れて来ています。
今度は前庭覚と、身体の固有感覚かなぁ〜🤔
やはり身体を見る時は全身に目を向けないといけませんね。
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